看護師資格取得後、県外の病院で外科看護師として勤務。結婚、出産を経て御所苑の看護師に。人生の先輩である入所者の方々の命を預かる仕事にやりがいを感じ、高齢者の看護スキルを高めながら十数年が経過。現在、約50人が入所するワンフロアの看護師チーフを任され、入所者からも後輩からも慕われる存在。
検温、経管栄養の注入、吸痰、点滴、尿検査、配薬など、医師の先生の指示に基づく医療行為を中心に入所者さんを看護します。また、施設の性格上、介護福祉士や介護士のスタッフと協力して、食事のサポートやベッドから車椅子へ移動する際の介助などもおこないます。
外科病院に勤務していた時と看護の内容はまったく違いますが、人の命を守り、健康をサポートする意味で、看護師として大切な役割を担っていると思います。
出産後、看護師の資格や経験を生かして社会に復帰したいと考えました。そのためには乳児の子育てと仕事を両立できる職場に就職する必要がありました。自宅から通えること、子どもが小さいうちは定時に帰宅できること、納得の待遇を得られること、福利厚生が充実していることなど、いくつかの条件をすべて満たしたのが御所苑でした。
入職後、職場のすぐ隣に託児所ができたことで、ますます働きやすくなり、子育て中も安心して仕事ができました。
入職当時から、看護師も介護士も高齢者のケアに関し、知識やスキルが高いと感じていました。それを先輩から後輩へしっかり伝えている職場だと思います。
しかもコミュニケーションがとてもいいんです。幅広い年代、いろんな職種のスタッフが勤務していますが、個々の枠にとらわれないチームワークのよさが、職場の明るさにつながっていますね。責任ある仕事ですから、厳しさが求められる場面も、もちろんあります。それも含めて、みんなが思ったことを遠慮なく伝え合い、声を掛け合える、気持ちのいい職場環境ができています。
入所者さんの多くが認知症だったり、介助が必要だったりしていますが、長い時間を生きてきた人生の先輩です。敬意を持って接することを忘れてはいけないと思っています。入所者さんにも、そのご家族にも、「御所苑でよかった」と思っていただけるような看護、ケアを心がけたいですね。
何年勤務していても、学ぶこと、発見することは尽きず、さまざまな変化と向き合う毎日です。今後も看護師として、人間として、成長を続けていきたいと思っています。
認定医療クオリティマネージャー
/ 臨床工学技士 Iさん(2012年入職)
技術とぬくもりで地域医療を支える
臨床工学技士を目指して
理学療法士
Kさん(2017年入職)
出産経験を活かして、理学療法士としてママをサポートする喜び
介護職
Nさん(2018年入職)
その人らしくいられるように
出来る限りのことをしてあげたい
看護師
Iさん(2017年入職)
「自分の家族だったら」という思いで一人ひとりの人生と向き合う看護を
臨床工学技士
Kさん(2012年入職)
臨床工学技士として患者さんの安心・安全をサポート。
医療の進化に対応し、自分自身も進化を続けたい。
准看護師
Aさん(2012年入職)
風通しがよく、働きやすいから
長く仕事を続け、自分を高めていけるんです。