ケア大宮花の丘　介護士
Ｏさん
2019年入職

開発研究職から介護士に転職。
利用者さんの自宅復帰をサポートすることにやりがい。

化学系の研究開発職に3年間勤めていたが、使用薬品のアレルギーにより転職を検討。人をサポートする仕事に関心を深め、転職活動をしながら介護職員初任者研修を受講。2019年夏より介護士としてケア大宮花の丘に勤務。入所サービスと通所リハビリが一体となった環境で、介護のスキルアップに努めている。

Q介護の仕事を選んだきっかけは？

転職を検討している時に祖母が病気で入院しました。その後認知機能が低下し、家族で介護したことから、この仕事に関心を持つようになりました。転職するなら、今度は人をケアしたりサポートしたりする仕事に就きたいと思っていたんです。介護士として働いている妹が、この仕事の内容や役割について具体的なアドバイスをくれたことも、介護士を目指す後押しになりました。
ケア大宮花の丘を選んだのは、施設見学の際、働いている人たちの雰囲気がよかったため。それと、教育訓練が充実していて、未経験者でも力を伸ばせると感じたからです。

Q実際に働いてみたケア大宮花の丘はどんな職場ですか？

それまでとまったく違う職種でしたから、入職するまでは自分で大丈夫かと不安でした。でも先輩がマンツーマンで指導、サポートしてくれたので、「わからない」と一人で悩む場面はありませんでした。
もちろん人の健康や命を預かる現場ですから緊張も責任もともないますが、知識を吸収しながらアクションにつなげる訓練体制や、スタッフ間、職種間の連携がしっかりしているので、安心して、のびのびと仕事ができる環境だと思います。入所している方、デイケアの方など、いろんな利用者さんがいらっしゃるので、幅広い介護スキルが身につきますね。
スタッフの生活スタイルに配慮した勤務時間やシフトが整っている点や、資格取得に理解があり、積極的に支援してくれる点も働きやすさにつながっていると感じます。

Q仕事をするうえで大切にしていることはなんですか？

介護老人保健施設の役割は、利用者さんたちの在宅復帰を支援すること。なんでも介助するのではなく、利用者さんができることは自分でできるようサポートすることが大事なんです。当初はその見きわめがなかなかできず、つい過剰に手助けしてしまうこともありました。最近は自分の立ち位置を常に自覚するようにし、利用者さんの将来を見据えた介助、介護ができるよう心がけています。

Q転職してよかったと思うことは？

介護士になってから、毎日、人とコミュニケーションをとり、人の笑顔に触れながら仕事をしています。これは研究開発職時代には得られなかった経験です。特に利用者さんから感謝されたり、笑いかけられたりするのは、自分にとっての大きな励み。「もっとがんばろう、もっとスキルを上げよう」と、前向きに考えるクセがついたことも、この職場に来てよかったことですね。

Ｏさんの平均的な1日のスケジュール

9:00: 夜勤担当からの申し送り、排泄介助、離床介助、ホールへ誘導、おやつ配膳・介助、体操、生活リハビリ、入浴介助、記録簿記帳
11:00: 嚥下体操、昼食介助、口腔ケア、臥床介助、排泄介助
13:00: 休憩
14:00: 離床介助、ホールへ誘導、レクリエーション、おやつ配膳・介助、排泄介助、書類整理、雑務、申し送り
17:30: 退勤

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