研修センター
不安を克服し、自信を持って現場に対応できるよう支援します
丸子中央病院には研修センターが設置されており、米国で研修指導を学んだ専任の橋倉医師を中心とする教育研修体制を整えています。新人さんも再就職の方も、どなたでも職種を超えて、そして何より楽しく!、eラーニングやシミュレーターを使って手技や対応の確認を行っています。みなさんが自信をもって患者さんの前に立てるよう、心を込めて応援しています。
研修体制
研修センターの意義
なぜ、私たちは”研修センター”を設置しているのでしょうか?
地方の一般病院である当院に研修センターを設置した理由は次の通りです。
- 医療従事者に生涯学習は必須であり、医療機関とは、同時に教育機関でもあると考えています。
- 附属看護学校などの教育機関を有しない一般病院で働く職員は多様な教育背景を持っています。円滑なチーム医療を行うためには、職員が知識、手技、対応について共有する場を持つことが必要です。
- 教育手段の一つであるシミュレーション医療教育は、上記(1)(2)を具体的に実現するための有用な手段と考えています。
- 学習に関する心理学的研究で、「失敗が許されない組織では、逆に失敗が増える」と報告されていることを踏まえて、院内に「研修センターという失敗が許される学習スペース」を設置し、職員が自信をもって患者様の前に立つお手伝いをしています。
なぜ、シミュレーション医療教育を研修教育の柱としているのでしょうか?
- ”成人教育理論”を実践する教育手法として、シミュレーション医療教育はうってつけなのです。
- ”教える”のではなく、”自分で考える”教育を実践しています。
- 指導者育成にも力を入れており、”あたたかくて楽しい研修”を提供しています。